梅雨明けと真夏日

コンテンツサービス事業部の後藤です。

ジメジメした梅雨の季節ですが、今年は土砂降りが多く、いつもの梅雨というよりは台風シーズンに近い感じですね。これ以上災害が増えないことを祈るばかりです・・

昔の梅雨明けは、7月20日頃。ちょうど夏休みが始まる頃でした。シトシト降っていた雨が、午後から雷雨になり、バケツをひっくり返したような雨と、真っ黒な雲からバシバシと閃光がきらめいて、この世の終わりのような様相を呈します。それが半時間ぐらいてピタッと止んで、黒雲が割れてギラギラの太陽が顔を出し、白い入道雲が広がります。夏を迎える天空のスペクタクルショーですね。生命全体が「あ、夏になった!」と感じていたことでしょう。

最近の梅雨明けは気象庁が宣言することで認識されます。「え?あ、もう夏なんだ・・え?昨日からなの?」みたいな感じで、なんというか季節感がないですね。梅雨の間から真夏日が時々現れるから、分からなくなってしまうんでしょうか?真夏日といえば、いつの間にか真夏の日差しが危険な程の強さを持つようになりましたね。昔はまぁ、若かったので皮膚の再生能力も高く、毎年真っ黒けになっていましたが(足の裏だけ白いので家族にはカワウソと呼ばれていました。実際カワウソの足の裏が白いのかどうかは知りません・・)。25歳を過ぎるとシミが残るようになり、最近は火傷みたいになるので日焼け止めを塗っています。情けない・・・でも、この頃の太陽光ってなんか直接的というか、肌を焼きに来てる感じがあります。これはオゾン層の破壊のせいかもしれませんね。やけに紫外線感が強いんです。

日差しだけではありません。猛暑日と熱帯夜がめちゃくちゃ増えています。ちょうどよいデータがあったので載せておきますが、1976年(昭和51年)の7,8月の天気表です。

7月20日頃に梅雨明けして、真夏日が続いていますねぇ~。でも驚きなのは、最低気温です。20度ぐらいまで下がるんですねぇ。これならエアコンなしでも窓を開けていれば寒いくらいです。最近はアスファルトの冷却熱、室外機の放熱、家電製品も結構熱いですから、もうどこへ逃げても蒸し風呂状態なんですね。便利になったかもしれないけれど、代償は必ずあるものです。夜の間だけでも涼しければ、だいぶ楽なんですけど・・ああ、あっつい夏がまたやって来る・・

There ain’t no cure for the summertime blues.

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