007シリーズ その8 総括

コンテンツサービス事業部の後藤です。今回で007シリーズは終わりにしたいと思います。007シリーズはどれも面白いのですが、全作品に共通する約束事がいくつかあります。

1.ボンドはかわいこちゃんにフラれない

「女王陛下の007」で最初にフラれますが、後でちゃんと取り返します。(笑)どの作品でも自信満々で女性に近づき、気障なセリフで気を引きますが、これがハマっているのが良いボンドではないでしょうか?私はやはり、初代ボンド、ショーン・コネリーですね。気障からコミカルになったのがロジャー・ムーア。もうカッコつけるだけでは女性が振り向いてくれない時代になったのでしょう。そして、コミカルに寄っていたのを少し気障に戻したのがピアース・ブロスナンですかね。バランスの良い味がありました。

2.敵の弾はボンドに当たらない

これは絶対(ガチ)ですので、どんなに激しい戦闘シーンでも安心してご覧ください!(笑)必ず近くに着弾します。そして、ボンドの弾は確実に敵を捕らえます。後は横切る車とか列車の完全なタイミングですね。ピタゴラスイッチ的な計算されたシーンが007のカタルシスなのです。

3.大きな目的に対して、行き当たりばったりで解決していく

任務として目的を持ちます。それにどう近づくか、をボンドは頭の中で大まかに考えて行動していると思いますが、明確な計画は見えません。場の状況把握能力とアドリブのセンスが最高なんですね。とりあえず、行ってみよう!で敵地に乗り込み、隠れたり、変装したりして中枢部へ潜り込みます。Qから配給される秘密の武器の使いどころも見事です。ここしかないというところで使いますね。私なんか、もっと後で必要になるかも・・って使わないうちにやられてしまいそうです(笑)とある作品の中で、ボンドの不可解な行動について “He’s on his design.” と上司がコメントするシーンがあります。凡人には分からなくても、ボンドの中では計算ずくということでしょうか。この、アドリブのセンスは仕事上でも重要ですが、アドリブが多すぎて計画性のないのは考えものですね(自戒として)

4.痛快アクションお色気コメディ

シリーズを通して激しいアクションと美女とのランデブーが繰り広げられますが、残酷なシーン、スプラッター的なグロテスクなシーン、18禁のシーンはありません。(きっぱり)これが家族で楽しめる娯楽アクションなのでしょう。そこここにちりばめられた笑いの種も良いですね。ボンドは一言余計なセリフで落ちを付けます。それも周りを苦笑いさせるような・・・(笑)

息の長いシリーズものを観るのは色々と考察ポイントがあって、より一層楽しめました。最後は懐かしのセリフでお別れです。

いや~、映画って、本当にいいもんですねぇ~。それでは、サヨナラ、サヨナラ・・・(あれ?二人混ざってる??ww)

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