古き良きハリウッド映画

コンテンツサービス事業部の後藤です。先日「慕情」という映画を見ました。1955年のアメリカ映画です。未亡人と特派員の恋を描いたドラマですが、私は観たことがありませんでした。西部劇とかアクションもの、コメディ関係はかなり見ましたが、この手のヤツは・・・ねぇ・・退屈だったわけです。(笑) でも、やっとこんなロマンチック映画もわかる年齢になったようです。楽しめました。

この手の映画で唯一好きなのが「カサブランカ」(1942年)ですが、この映画のボギーはもう最高で、絶対に言えないようなセリフを普通に言うわけです。シビれますねぇ。この映画は白黒でしたが、そこになんというか、ありえないセリフを納得させるリアリティがあったように思えます。戦時中ならあったかもねぇ・・という妙な納得感です。というのも、先日観た「慕情」はカラーで、セリフ回しもさることながら、その景色も、役者の動きも、完全にありえないほど完成されているように思えたからです。カッコいい男と女がありえない状況でありえない会話をする、その非日常をたっぷりと楽しむ映画、という風にとらえました。これはないだろー!と思いつつ、そのセリフ回しと役者の仕草にうっとりと見惚れているのです。ミュージカルに近いような情景の完成度でした。何もかもが美しかったのです。

日本では日活映画ですよねぇ。裕次郎はどんなセリフもカッコよく決めていましたし、「東京流れ者」(1966年)はストーリーとかではなく、渡哲也のカッコよさだけを映像にしたような作品でした。もう何だかわからないけどカッコいいからいいか!みたいな。まぁこちらはラブロマンスものではありませんが・・

あれ?ハリウッドからだいぶ遠いところへ来てしまいましたが、観ている人に「カッコいい!」と思わせる魅力がスターにはあるもので、最近はやや線が細くなってきたかな、と思ってしまいます。韓流が受けたのは日活のスターのような「寒さの上のカッコよさ」があったからではないかな、と分析してみました。「ダサい」を突き抜けたとき=聴衆に信じ込ませたときそれは「カッコいい!」に変わるのではないでしょうか。半端にカッコつけるなら、徹底的にキザに決めたほうが良い。(笑)

なんにせよ、私の映画の幅も広がったようなので、これからは大人のラブロマンス映画なんかも観てみようかなと思っています。

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