ナウなヤングのカラオケ

コンテンツサービス事業部の後藤です。先日子供とその友人を連れてカラオケに行ってきました。中学三年生ですが、いやはや・・あの若さの勢いは凄いですね。こちらもまだまだ若いつもりでしたが、しらふで、あのテンションであのパフォーマンスをできるのは、まったく適いません。白旗です。もう、喉が枯れてかすれていても、無理やりシャウトできるんですね。音程はともかく、あの体力は凄いです。普段から無駄にたくさん食っているだけあります。(笑)

さて、彼らの歌う曲を聴いていて思ったのですが、ボカロとアニソンが基本です。ウチの倅は、胎教からビートルを仕込んであるので、それを踏まえた上で、結構マニアックな日本人アーチスト「平沢進」にご執心ですが、仲間内でもかなり特殊な好みなのではないでしょうか。平沢節はかなり音域が広く、難しい歌ばかりだということもわかりましたが、友人たちの歌うボカロの複雑さときたら・・PCに歌わせるから、もう滅茶苦茶難しいメロディばかりです。まぁ、それを上手に歌う人たちもいるわけでしょうが、気の毒なのはカラオケで歌う彼らです。変声期の少年たちには絶対出ない音域、しかも女性キーが多く、転調すると歌えない(!)彼らは無理やり女性キーで歌っていました。同じキーでは高過ぎるし、オクターブ落とすと低すぎる・・通常男声と女声では4度程度の開きがあります。なのでキーを+5にすると大体合うと思うのですが、転調すると歌えないとは・・・お、お前ら!絶対音感なのか??相対音感の権化のような私には信じられません。(笑)まぁ、それだけ原曲を聴きこんでいるということなんでしょうね。前にボカロの曲をバンドで(!)演奏した時も、キーは原キーのまま、歌いだしの音程を取るためのキー出し(ギターなどで最初のコードを軽く鳴らすこと)も不要で歌っていました。

転調だらけの難しい曲を聴いて育つ彼らは、将来どんな楽曲を創り出すのでしょうか?ビートに関して言えば、私には打ち込み(コンピューターの正確なリズム)は揺れがなく、どれもつまらなく思えます。人間不在の音楽から、君たちはどの方向へいくの?興味深々です。

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