シャッターアイランド他

コンテンツサービス事業部の後藤です。週末で特に予定のないときは、アマゾンプライムで映画を観ています。先日は2010年の作品「シャッターアイランド」というのを観ました。デカプリオ様主演のサスペンスものです。これは久々に面白かったですね。最近の自分の好みの傾向として、何も考えないで観られるアクションものに寄っていた感がありますが、この作品はじっくり観ないと迷子になる系の作品でした。現在と回想、現実と空想が入り混じるのが特徴で、どっぷりと浸かってしまいました。内容はネタバレになるので書きませんが、いろいろと考えさせられるところが良かったです。おススメです。

その後で「レプリカ」という映画を観ました。キアヌ・リーヴスのSFものです。これはまぁ、面白かったのですが、ちょっと雑な感じがありましたね。詰め込み過ぎな感じ。深淵な作品の後だっただけに、余計目立ちました。サスペンス・・コメディ?という印象です。(笑)全体にぶっ飛んだ内容でしたが、こうしてみると、マトリックスシリーズはよくできていたと改めて思います。バランスよく、辻褄が合うような作りになっていましたね。

今回の2作品はどちらも「脳と心」「リアルとバーチャル」が根底のテーマにあるものでしたが、現実になりつつあるバーチャルリアリティについて考えるきっかけになったと思います。物事を自覚する自分自身はどこに存在し、他人とどう関わっているのか?正義は多数決で決まるものなのか?記憶のデータを利用するには感情が必要なのか?などなど・・・普段は気にしていない何かを考えるきっかけになる物は映像でも音でもありがたいものです。

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