「業務にあったシステムで処理すれば効率化する」——そう単純ではないな、と最近つくづく感じています。
特に給与計算、勤怠管理、入退社の手続きや経理は、関連する法律もあるためどうしても専門ツールを使う方が正確。現在はそれぞれ別のクラウドツールで動いているため手間がかかります。弊社では専任の経理総務担当はあえて配備していません。誰でも対応できる仕組みを作ると決めたからです。ツールごとに操作もデータの持ち方も違い、「誰でも」を実現するには結局それぞれを覚えることが必要になります。属人化を避けたいのに、道具の方が属人化を生んでいる。皮肉なものです。
AI活用が前提になりつつある今、統合しないままだと、AIに仕事を任せる環境が整わずに先送りになってしまいます。そうなると、せっかくのAIも宝の持ち腐れです。
一方で、統合にも相応のリスクがあります。移行にかかる時間や、切り替え中の業務停止。万一のシステム停止時の対応や情報漏洩なども考える必要があります。効率が格段に向上する一方で、設計を誤ったときの影響も大きくなるので腰が重くなります。
正直、まだ「これが正解」という結論には至っていません。皆さんの会社では、AI時代を見据えた社内業務とシステムの在り方を見直したことはありますか?