今日はディーゼルエンジンに使用されるバランスシャフトとASSYについて、少し勉強する機会をいただきました。

20年来交流させていただいているドイツ語通訳者の大先輩は、車業界の通訳に長年かかわっていらっしゃるのでディーゼルエンジンについて相談させていただいたところ、浸炭技術の専門家であるN博士をご紹介しましょうと言ってくださり、本日お会する時間をいただきました。

現在調べていた、あるエンジンのコンポーネントのことはもちろん、業界のお話も非常にわかりやすく説明していただきました。

一流の方というのは、難しいことをかくもシンプルに業界外の人にも説明ができるものなのですね。

N博士はいわゆる「働き盛りの時期」をすでに追い越していらっしゃるのですが、毎日ますます楽しく、充実して、浸炭技術がさらに革新を遂げて、社会にますます貢献できるようにと高い志をお持ちです。

最近の技術の発展について「新しいことをやらないのが、気に入らない」と一言。

日本の技術開発は新しいことにチャレンジしなくなった。現状を維持する守りに入った途端に技術は陳腐化していくものだ、と。

新しい技術・サービスを生み出すことにチャレンジしているか?
日々の仕事にいっぱいいっぱいになっていないか?
社会の発展につながるような、小さくても光る新しいさを生み出しているか?

私は志を失っていないか?

「新しいことをやらないのが、気に入らない」
心に突き刺さる言葉でした。

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